神戸には様々なグルメがあります。
お好み焼きと言えば、大阪のイメージが強いかもしれません。しかし、神戸のお好み焼きも関西エリアでは有名であり、人気を博しています。大阪のお好み焼きとは一味違う、神戸ならではの味わいを楽しんでみてはいかがでしょうか。よく関西圏以外の人が「お好み焼きをおかずにご飯を食べるの?」と疑問に思う事があるようなのですが、実際に西日本においてはそういったことは決して稀ではありません。もっとも、炭水化物に炭水化物を組み合わせているのは間違いありませんが、そのあたりは食文化の違いと言えるでしょう。お好み焼きもトッピングの種類が非常に多く、お好み焼き屋さんに行くとメニューに所せましと並んだトッピングの種類に、どれにしようか迷ってしまったりすることも少なくありません。もしハマったらいろんな味を試しまくってみるのも良いでしょう。
神戸と言えば中華街で食べる本格中華は欠かせません。神戸には中華街がありますが、神戸の中華街も負けてはいません。中華街と言われる範囲は比較的コンパクトですが、その範囲になんと100件近いお店が立ち並んでいるそうです。すごいですよね。ギューッと押し込んだ感じなんだと思われます。中華街では当然おいしい本格的な中華を頂くこともできますが、中華的おみやげも欠かせません。個人的におすすめしたいのは「亀ゼリー」です。亀ゼリーというのは見た目は黒っぽい、コーヒーゼリーのような見た目をしていますが、味はちょっと漢方っぽいような感じですね。だいだい200円前後で買えます。美容や健康に良いと非常に評判が高いです。中華のデザートにも良いですね。
ちなみに中華料理で僕が好きなものとしては、まず「エビチリ」や「エビマヨ」が挙げられます。僕はエビが非常に好きですので、こうしたエビを使ったお料理に目がありません。どれだけでも食べられてしまいます。あと中華で大好きなのは「マーラー」ですね。マーラーというのは、漢字で書くと麻辣となります。これには独特なしびれる辛さというものがあります。辛味というと一般的にはちょっと唐辛子的な辛さが脳裏に浮かびますが、麻辣の場合はかなり異なります。しびれるのです。これがまたかなりのくせになるんですよね。麻辣を使ったもので特に好きなものは「麻辣刀削麺」ですね。刀削麺というのは、平べったい麺を使った麺類の一種です。東海エリア出身の方としては「きしめん」をイメージして頂ければと思います。麺はきしめんのようですが、これには麻辣が非常にピッタリなのです。刀削麺自体は様々な種類があり、担々刀削麺などもあります。色んな刀削麺を是非ためしてみてくださいね。
あと個人的に最近はまっている中華としては「ビャンビャン麺」も挙げられます。ビャンビャンは非常に難しい漢字であるため、多くの人がその字を読み書きすることは困難であるほか、コンピュータにおいても、文字を表示させるための「フォント」にその文字が登録されておらず、表示か不可能である場合もあります。特に旧世代のガラケーでの表示は出来ないものと思われます。そのビャンビャン麺も麺自体が非常にフラットなのですが、刀削麺と違ってスープに浸されていないのが特徴です。所謂「汁なし」であるのです。最近はコンビニでも発売されていたりするので、オススメの逸品ですね。是非ご賞味ください。
神戸は開国以降、海外との文化の窓口となったということもあり、様々な洋食も人気を博しています。外国船で働いていたコックさんがオープンさせた洋食店が数多く存在しています。洋食と言えば、オムライスとかコーンポタージュとか色々ありますが、個人的には何でも美味しく食べられます。気になるものとしては、ステーキをベーコンで巻いたようなものもありますが、あれはきっと美味しいと思います。
あと洋食と言われて欠かせないものナンバーワンは「エビフライ」ですよね。僕はなんでも美味しく食べれられるとは言えども、特にエビが好きですね。甘エビからエビフライまで何でも美味しく食べます。特に大きな車エビを使った20センチ弱はあろうかというエビフライ最高ですね。外はカリっと、中はマイルドにふわっと、そしてこう甘い味がふわーっと広がった日にはもうとても幸せな気分になります。そういった洋食の中でも所謂フライ系については出来立てが一番です。時間がたつと、どうしてもシナッシナになってしまいますし、食感も味も低下してしまいます。やはり洋食屋さんで出来立てを出してもらえるというのは非常に価値が高いと言えるでしょう。
あと昔からやっている洋食屋さんというのは「雰囲気」も素敵なんですよね。ちょっと昭和の香り漂う店内などは古き良き日本のノスタルジーでもあります。店主の手書きメニューに、ほのかな電球の明かりなどは心安らぐ空間です。そして食器などもこだわっているお店はなんかいいですよね。可愛い素敵な柄のお皿で頂くお料理は幸せな気分をなお一押ししてくれるような感じがあります。旅行といえば、やはり現地のお食事などを楽しむのがその醍醐味の一つでありますが、異国情緒あふれる神戸においては、和食だけではなく、西洋の香り漂う洋食も是非楽しんでください。